こんにちわ。メンタルコーチの皆川です。
営業メソッドに関する本は、書店を見るとたくさん置いてあります。
その本のほとんどは、営業で成果を上げている方の独自のメソッドが書かれているものです。
例えば、即決でクロージングをする手法や、飛び込み営業の際、居留守を使わせず玄関口に出てもらう方法などなど。
そして、本を読む人はそこに記載されているメソッドを使おうとします。
しかし一方で本を読んでもうまくいかない方はたくさんいらっしゃいます。
これは営業に限らず、何かしらの目標を持っている方すべてに言えることです。
なぜだと思いますか?
それは、本の著者は、量からそのメソッドを生み出したからです。
たくさんの量をやっていった結果、独自の営業メソッドという質が生まれ、うまくいくようになったのです。
しかし、量を経験していない人がいきなり質を求めると、どんなに真似をしようとしても、うまく使いこなせません。
だから、本を読んで実行しても途中で挫折する方が多いのです。
営業メソッドを身につけるには、まず基本の型を身につけます。
それはどの営業研修でも教えている基本的なものです。
そして、その基本の型を使いながら量をこなすのです。
この量をこなすことで、自分独自のメソッドを身につけることができます。
他の営業手法は自分独自のメソッドが身についてから、必要であれば身につければいいのです。
うまくいっている人は、先に質より量にフォーカスをし、うまくいかない人は、量より質をフォーカスしてしまうという落とし穴にハマってしまうということですね。