パーソナルブランディングとは何かを定義します

最近、自分ブランド、セルフブランディングといった、個人のブランディングを扱う書籍、セミナー、サービスが増えてきたので、あなたもパーソナルブランディングという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
(もしかしたら、「パーソナルブランディング」で検索して当サイトを発見してくれたかもしれませんね)

終身雇用制が崩壊しつつある今、起業家だけでなく会社員にとっても、パーソナルブランディングは、最も重要な考え方の1つです。
パーソナルブランディング(自分ブランディング、セルフブランディング)について、多くの人が知り、意識していくようになることは、よい傾向だと考えます。

ただ、気になることがあります。何かというと、ブランディングという言葉の印象の問題なのかもしれませんが、「ブランディング=自分を良く見せよう」というような、表面的な部分ばかりに重きが置かれている印象を受けます。

パーソナルブランディングでは、自分の見せ方ばかりを気にしていては意味がありません。
当たり前のことですが、個人としてビジネスの世界で勝負するには、勝負できるだけの知識、経験、スキルが必要です。
それがなくて、見た目だけ良さそうに見せて、お客様がサービスを受けたら、どうなるでしょうか。
ブランドは「期待」されます。実際の商品・サービスが期待と同じもしくは期待より大きいと、満足してもらえます。しかし、実際の商品・サービスが期待にそぐわなかった場合、どうでしょうか。失望となります。
小手先だけのブランディングは意味がないどころか逆効果です。

パーソナルブランディングNaviでは、パーソナルブランディングにおいて、自分ブランドの持つ価値を100%伝えることは大事だと考えてはいますが、150%に魅せるものではないと考えています。
したがって、価値以上に良く見せようとすることに、主眼をおいていません。
こういった情報をお探しの方は、他のサイトをご覧ください。(これは、当サイトの強いこだわりです。)

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パーソナルブランディングNaviの考えるパーソナルブランディングの定義

では、パーソナルブランディングNaviの考えるパーソナルブランディングとはないか。
パーソナルブランディングNaviでのパーソナルブランディングの定義です。

パーソナルブランディングとは、個人や起業家がプロフェッショナルとして、または個人として、自分のバリュープロポジション(自分ブランドが相手に提供できる価値)を明確にし、それをはっきりと伝えることで自分を差別化し、集団から抜きんでるプロセスです。また、具体的な目標を達成するために、そのプロポジションを一貫性のあるメッセージとイメージを使って、複数のプラットフォームで展開することです。

もっとわかりやすく言うと、「〇〇と言えば、『●●( あなたの名前)さん 』」と相手の頭の中に浮かび(ポジションを獲得し)、選ばれるようになることです

そもそも私たちは、既に自分というブランドを持っています。
しかし、多くの人が、自分の強みをわかっていなかったり、自分を活かせる領域をわかっていなかったり、価値が明確にできていなかったり、とても技術力が高い人であってもその価値を伝えられていないことから、「〇〇と言えば、●●さん」のポジションを取ることができていないのです。

そこで、自分の目指す姿、自分の強み、顧客のニーズ、競合の状況等を戦略的に考え、自分が目指し一番輝く理想の自分ブランドを見つけ、良さをしっかり伝える必要があるのです。
また、お客さんからの「期待」に応えられるように、専門領域で経験を積み、スキルを磨いていかなければなりません。

自分ブランドを見つけ、伝え、継続的に価値を高めていく、一連の活動をパーソナルブランディングと定義します。

なお、パーソナルブランディングNaviでは、パーソナルブランディングもセルフブランディングも自分ブランディングも同意で扱っています。

どのように、自分ブランドを構築していくか、という、パーソナルブランディングの全体像については、こちらのページをご覧ください。

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