営業マン支援の専門家 きりうひろき
■前回の記事の続き、
今回は、新卒営業マンでも勝てる領域、「メールのレスポンス速度」をあげるための具体的な方法について触れていきたい。
前回の記事はこちら
■意外に思わるかもしれないが、
仕事が遅い人にかぎり、メールチェックを頻繁におこなう。
集中力が分断されてしまっている。
オフィスにいれば、電話は仕方ないかもしれない。
だが、メールのアラートは絶対にオフにしよう。
そうでないとあなたは
メールを活かす仕事ではなく、
メールに支配される仕事をしてしまう。
メールが来るたびに振り回されていたら仕事の速度がさがるのは当然だ。
■では、メールはどのようにチェックをすればいいのか?
それは、メールチェックを覚悟して行うことだ。
「よし、今から、メールBOXを開くぞ。
卓球のように、かたっぱしから打ち返してやる。」
このように考えて、覚悟を持って開くのだ。
■よく、ビジネスメールをSNSのように、
軽く読み流す人がいる。
絶対にダメだ。
返信もれや、返信速度がさがり、顧客の信頼を失う。
■メールをチェックするときは、
・5分以内に返信できるものはその場で返信。
・5分以内で返信できないものは、受領の連絡をする。
(※後で回答するため、メールにフラグを付ける)
・メールチェック&返信は少なくても24時間以内に行う。
■この3つを徹底することで、
メールの返信漏れ、チェック漏れ、そして業務効率があがる。
「いつまでたってもメールが返ってこない。ほんま分かっとんか。コイツ」
と思われることもない。
顧客からも高い「信頼」を得ることになる。
■たまに、
「受領の連絡」はいらないのでは?
どうせ返すのなら、2回送ることになるし非効率でしょ。
と疑問を投げかけられるが、私は「大バカヤロー!」と、怒り狂い、空中高く舞い上がり、そのまま、質問者に、とび膝蹴りをしたくなる。
■受領の連絡があるからこそ、
高速レスポンスを維持して、顧客の信頼を得るのだ。
そして、受領の連絡をすることで、記憶に残り、返信漏れも激減する。
これは前述したとおり、私自身が体験しているので自信をもって、断言できる。
■日本ビジネスメール協会、代表理事の平野氏の著書、
「仕事が速い人はどんなメールを書いているのか」文響社
でもメールは届いた順から、順次返信をしていくことが最も効率が良いと書かれている
※本に書かれていたことを私の記憶だけで書いているので、原文とは違っているところはご容赦いただきたい。
■前回の記事でも書いたとおり、
このルールを徹底するだけで、あなたは、ビジネスマンの20%の部類に入ることができる。
こんな簡単なことでできるなら、やらないほうが損だろう。
ぜひ、「メール=卓球」
このことを覚えていてほしい。
次回は、高速を維持しながら比較的に読みやすいメールの書き方をお伝えする。
今日も新卒の営業マンにエールを。