■今回の記事では、
会社員生活をスタートした新卒の皆さんに今のうちに知っておいたほうがいいと思う、「得する」考え方を伝えたい。
しかもこれは、既に社会に出て活躍している皆さんの先輩でも、ほとんど知らない考え方である。
さて、まずはこの考え方とは?
結論から先に言おう、
それは、「会社は、あなたの資産である。」
という考え方である。
■資産というと、住宅や、
自動車など、一般的に高額で購入したものを思い浮かべる人が多いかもしれない。
だが、あの「金持ち父さん、貧乏父さん」で知られるロバートキヨサキ氏はこう断じている。
「資産とはあなたにお金をもたらすもの」
それ以外は全部「負債」だと。
資産という定義は人それぞれなので、今回はその是非を問うことはしない。
だが、間違いなく言えるのは、このような考え方に立つと、会社への考え方が変わってくる。
■この定義にしたがうと
資産=不動産、株、所有権を有する会社などがある。
住宅や、車は負債であり、あなたのポケットからお金を奪っていくものだ。
それでは、会社員の資産とはどんなものを指すだろうか?
新卒の皆さんに限らず、「株」や「不動産」などを持っている会社員はごく稀だ。
きわめて現実的な話をしよう。
あなたのポケットにお金をもたらすもの。
つまり、給与を払い続ける会社は立派なあなたの資産なのだ。
社会人になって人脈もない、スキルも経験もない。
だから、みなさんが持つ唯一の資産だといっていい。
■そう、資産家ときくと何か大富豪のようなものを
思い浮かべるが、皆さんは、会社に入社した時点で、資産家になったのだ。
会社は大変なところ、つまらないところと考えるのではなく、
自分のポケットに金を運ぶ「資産」という考えを持つとよいだろう。
資産をススだらけにするバカはいない。
しっかりとケアしていくことだ。
■ケアをして、
それを継続すると資産がたまっていく。
まずは社内人脈、そして顧客である社外人脈、人脈はお金をもたらす最強の資産の1つだ。
あとはスキル、経験、知識、つまり無形資産だ。
これらの資産が磨かれることで、会社の評価を得て、あなたはますます豊かになる。
余談になるが、あなたの脳みそも立派な資産だ。
ビジネス書やセミナーに通うことで、上述したスキル、知識構築がさらに加速する。
さぁ、あなたがやれることはそれほど多くない。
まずは唯一の資産である会社。
これをススだらけにして、伸びない社会人になるのか。
磨きに磨き、稼ぐ力を得ていくのでは、
どちらが得だろうか?
今日も新卒の営業マンにエールを。