
営業マン支援の専門家 きりうひろき
■5月にも入り、新卒で新たなスタートをきった
若手ビジネスマンも多いと思うが、そろそろこんな状況に遭遇しないだろうか?
この業務、どう進めたらいいか分からない!
上司に聞きたいけど、あの人、いつも質問すると嫌な顔するんだよなぁ。。
こんな感じでなんとなく、声をかけにくい状況。
■その気持ちはよくわかる。
私も上司との相性の問題もあり、質問しやすい上司と質問しづらい上司がいた。
質問しやすい上司の特徴は、どんなときでも、ニコニコと、良く聞いてくれたとばかりにうれしそうにアドバイスをくれた。
反対に、質問しづらい上司は、いかにも、面倒そうに、で?それで?
などと、わからないから質問しているのに、考えはないの?
とばかり逆に問い詰める。
どちらの上司とも、つきあってきた。
■上司は選べない。
これは残念ながら、組織の一員である以上、仕方がない。
皆さんが役員ならまだしも、新卒の状態で上司を選べる立場にはない。
これは、受け入れるほかないのだ。
でも、ただただ、受け入れてはいけない。
うさぎにはうさぎなりの戦い方がある。
上司に意見を聞くときのポイント
■前述した2パターンの上司。
両方の上司に対して効果的な質問方法がある。
それは、
「私は〇〇と思うのですが、〇〇先輩はどう思うでしょうか?」
という形に変えること。
これがどんなタイプの上司にも効果的な質問方法だ。
■なぜかというと、
このような言い方をすると質問というより、意見をうかがっているような形になる。
意見やアドバイスを求められて、気分が悪くなる上司。(人間は)いない。
人間の承認欲求を満たせるからだ。
■もう一つのポイントとして、
自分の意見を言っている点も大きなポイントだ。
これがあるかないかで、質問がし辛い上司の常套句。
で?君の意見はなんなの?
という言葉を前もって封じ込める。
■覚えていただきたいのだが、
基本的には、怒られてもなんでも、分からないことは質問をした方がいい。
聞くは一時の恥。聞かぬは一生の恥。
というように、質問をした方があなたのためだ。
ただ残念ながら上司にもレベルがある。
どんな質問を受けても、ニコニコ受け答える上司ばかりじゃない。
だからこそ、このような質問方法が有効である。
まとめ
■新卒で入社して1か月。
そろそろ、質問しないと進まない仕事が出てきたのではないだろうか?
この「自分の意見+相手の意見をうかがう。」というスタイルをぜひ、取り入れてほしい。
きっと効果が出る。
今日も新卒の営業マンにエールを。