人との比較は嫉妬の源泉。vol2-あなたがイラっとする人

営業マン支援の専門家 きりうひろき

頭痛によるストレス
■前回は、私の先輩起業家であり、友人の人が
副業がバレて、長年勤めていた会社から懲戒解雇を受けたというお話をさせてもらった。

人との比較は嫉妬の源泉。vol.1-足を引っ張る人
他人の不幸は蜜の味ならば、他人の幸福は苦い青汁のようなもの。嫉妬という感情は誰にでも備わっています。しかし、嫉妬をするだけならまだしも、嫉妬をすることで、他人の足を引っ張ろうとする人もいます。嫉妬による悲劇とその対処法をご紹介します。

今回はその続き。
なぜその人がバレてしまったのか?

ここに、嫉妬という人間の最も醜い感情が隠されている。その点について解説していきたい。

 
■バレた理由が、同僚による告発だということは
前回伝えた通りだが、これは嫉妬によるものである。

なぜかというと「同僚が告発」という点が全てを物語っているからだ。

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嫉妬はいつ生まれるか?

■ちなみに、嫉妬というのはいつ生まれるのだろうか?
ほとんどの場合、「自分に近い人との比較」である。

たとえば、あなたが某上場企業の社長が1億円の給与をもらっていたとしても、なんとも思わないだろう。

それは雲の上の存在だと思うからだ。自分と比較しようがない。
あなたは、アラブの大富豪に嫉妬するだろうか?

 
■ところが、どうだろう。同期入社の同僚で
となりの席に座っていたアイツが年収1000万円に達してしまったら。

大小さまざまにしても、
「悔しい」「俺だってやってきたのに」
「イラっとする」

と、このような思いが頭をよぎらないだろうか?
何も思わない人の方が少ないだろう。

なぜか?

それはあなたに近いからだ。

 
■夫がガンを克服して、感知してくれました。
とてもハッピーです。
という人がいたとする。

夫をガンでなくしてしまった人はその人を絶対に良く思わない。

仕方のないことなのだ。

 
■同じ境遇に近ければ近いほど、
嫉妬は発生する。

「悔しい」ぐらいで済む人は健全だ。

中にはそこから、他人の足を引っ張る輩がいる。

それが今回のケースだといえる。

 
■あいつが退職?なぜだ? 
→リサーチ
→副業をしていることを発見
→ものすごく稼いでいる。気に入らない。
→会社に告発。
→結果、その人は退職金なしで解雇。

自分とかかわりのない、他部署の〇〇さんが退職するとしたら、その人はリサーチすらしなかっただろう。

 
■実に、人間臭い話である。
そして、実に醜い話でもある。

会社に告発して、その人にメリットなどあったのだろうか?

「会社に副業をしている人を告発すればインセンティブが発生する」

こんな北朝鮮にありそうな制度があるなら別だが、それはまずないだろう。
(仮にあったとしたら、退職して正解。)

このように、嫉妬深い人は今回のケース以外でも様々なところで、精神的に不安定であると推察する。

嫉妬はストレスなのだ。

まとめ

■ここでお伝えしたいのは、
嫉妬でストレスまみれになりたくないなら、まずは、人との比較をやめようということだ。

同僚や、同期と比べたがる気持ちは良くわかる。

ただし、人との比較に待っているのは嫉妬による、ストレスだけある。

あなたには、あなたの素晴らしさや価値がある。

そこを見ずして、嫉妬の感情でストレスや嫌な気分になっても、損をするのはあなた自身だ。

次回は、他人との比較をやめることができた私自身の生々しい話をお伝えしよう。

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今日も新卒の営業マンにエールを。

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