検索順位に影響:モバイルファーストインデックスに向け備えるべきこと

スポンサーリンク
レクタングル(大)

グーグルがPCサイトを見なくなる!?スマホページの作成方法をご確認ください

Googleが「モバイルファーストインデックス(MFI)」を正式に発表しました。
検索順位に影響が出る可能性がありますので、この機会にこの記事をチェックし、ご自身のホームページは問題がないか確認してください。

  • Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル ファースト インデックスに向けて
  • モバイルファーストインデックス(MFI)とは

    モバイルファーストインデックス(MFI)と言われても「?」ですよね。
    MFIについて要約すると、
    これまで(現状)は、PC向けページの評価が検索結果のランキングに用いられていました。
    (スマホからのモバイル検索であったとしても、PC向けページの評価を基準にしてできあがった検索結果が提示されていました。)
    ↓これが
    これから(MFI導入後)は、モバイル向けページの評価が検索結果のランキングに用いられます
    (たとえPCからの検索であったとしても、モバイル向けページの評価を基準にしてできあがった検索結果が提示されるようになります。)

    なお、まだ発表されただけで、正式には始まっていません。
    具体的にいつ頃になるかは、正式には発表されていません。

    モバイルファーストインデックス(MFI)に向け何をすべきか

    では、モバイルファーストインデックス(MFI)に向け、何をするべきなのでしょうか?

    1.ご自身のサイトの作成方法を確認する

    まずは、ご自身のサイトが”PC向け”と”スマホ向け”のページをどのように作っているか確認しましょう。
    (HPの制作を外注している方は、制作会社の方に確認してください)

    • レスポンシブ・ウェブ・デザインで対応中
    • 同一URLで動的に出し分け中
    • PC向けとスマホ向けを別URLで運用中
    • スマホ向けはない。PC向けサイトだけ

    2.対応が必要かどうかを判断する

    このうち、以下の3つのパターンに該当する人は、MFIに向けて(ほとんど)何もする必要はないと思われます。

  • レスポンシブ・ウェブ・デザインで対応中
  • 同一URLで動的に出し分け中(PCもモバイルもほぼ同じコンテンツ)
  • スマホ向けはない。PC向けサイトだけ
  • rel=”canonical”やlink rel=”amphtml”は、今までどおりPC向けページに記載しておけば大丈夫だと、Googleの長山さんが解説していました。
    グーグルも、特にサイト管理者側で大きな変更をしなくてもいいように進めようとしているようです。

    MFIで対応が必要だと考えられるのは、次の構成で運用している場合です。

  • 同一URLで動的に出し分け中(モバイル版のコンテンツが薄い)
  • PC向けとスマホ向けを別URLで運用中
  • 前述のように、スマホ向けページのコンテンツでページを評価されるようになるので、スマホ版ページのコンテンツが(PC向けに比べて)薄い場合は、どれだけPC向けに良いコンテンツを提供していても、全体として評価が下がってしまう可能性があります。

    特に、あまりWebに力を入れていなくて、「レスポンシブで作るの難しいし、動的配信とかシステムわからないから、とりあえず別URLだけど、予算が無くてスマホ版は適当」というサイトの場合は、MFIに向けて対応しておかなければまずいですね。

    また、SEOで有名な辻さんは、「いま別URLで運用してるサイトは、MFI前にURLを統合しておくことをおすすめ」と言っています。
    理由としては、別URLの場合、評価が分散してしまう恐れがあるからです。
    詳細は、Web担当者フォーラムの内容をご覧ください。

    3.対応が必要な場合、対応策を実施する

    対応が必要な場合には、レスポンシブデザインに変更することが最も効果的です。
    レスポンシブデザインとは、PC、タブレット、スマートフォンなど、異なる画面サイズであっても、ページのレイアウト・デザインを柔軟に調整し、様々な端末に対応できるデザインの制作方法を言います。

    より具体的なMFI関連の情報や対応すべきことの情報が出てきたら、随時お伝えしていきます。

    スポンサーリンク
    レクタングル(大)
    レクタングル(大)

    シェアする

    • このエントリーをはてなブックマークに追加

    フォローする