【2017年最新版】Search ConsoleとGoogle Analyticsを連携する方法

Search ConsolとGoogle Analyticsの連携方法
GoogleのSearch ConsoleとGoogle Analyticsを連携・同期させることで、Google Analyticsの管理画面で流入検索キーワード等を閲覧でき、容易に分析を行うことができるようになります。
ここでは、Google Search ConsoleとGoogle Analyticsの連携方法と両者を連携するメリットについて、ご紹介します。

なお、「Search ConsoleとGoogle Analyticsの違いって何?」という方はこちらの記事をご覧ください。

Search ConsoleとGoogle Analyticsの違いと連携によるメリット
Google Analytics と Search Console の違いについてご紹介します。また、両者を連携することで、Google Analyticsの分析画面でSearch Consoleの結果を見ることができるため、Google Analytics と Search Consoleの連携のメリットについてもご紹介します。
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Search ConsoleとGoogle Analyticsを連携する方法

STEP1.Search ConsoleとGoogle Analyticsを登録する

Search Consoleの登録

Search Consoleは、Googleアカウントがあればすぐにはじめることができます。
(Googleのアカウントをお持ちでない方は、Googleアカウントをまず作成しましょう)

GoogleのSearch Console公式サイトにアクセスし、ご自身のWebサイトやブログを登録しましょう。

Google Search Console公式サイトはこちら

Google Analiticsの登録

Google AnaliticsもGoogleのアカウントがあればすぐに始められます。
(Googleのアカウントをお持ちでない方は、Googleアカウントをまず作成しましょう)
Google Anayliticsのコードを自分のWebサイトに挿入します。
Google Analytics公式サイトはこちら

詳細な設定方法は、こちらのサイトが画像つきでわかりやすく説明してくれています。

Googleアナリティクス導入の完全マニュアルです。Googleアナリティクスサイトを開くところから申し込みと利用規約の同意、トラッキングコードの取得と設置、データ共有設定まで順を追って解説します。

STEP2.Search ConsoleとGoogle Analyticsを連携する

1.以下のURLから「Google アナリティクスで Search Console のデータにアクセスする」ページ(Search Console ヘルプページ)にアクセスします。

https://support.google.com/webmasters/answer/1120006?hl=ja

2.以下のような画面になるので、「プロパティを関連付ける」を選択します。

SCとGAの連携画面

3.以下の画面になるので、「確認済みのプロパティを選択」の中の「プロパティを選択してください」の中から設定したいURLを選択します。
SCとGAの連携2

SCとGAの連携3

4.設定したいURLと同じURLのアカウントを選択します。
SCとGAの連携4

5.「保存」をクリックします。
SCとGAの連携5

6.次のような画面になるので、「OK」をクリックします。
SCとGAの連携6

STEP3.サーチコンソールとの連携を確認する

Google Analyticsのページへアクセスします。

Google Analytics>集客>SearchConsole >ランディングページ
にアクセスし、次のような画面が画面が出ていれば設定完了となります。
SCとGAの連携成功

次のような画面が出てしまうと、連携できていません。
もう一度、2-1からやり直してみましょう。
SCとGAの連携失敗

Google Search ConsoleとGoogle Analyticsを連携するメリット

Search ConsoleとGoogle Analyticsを連携するメリットは次の3つです。

1.検索流入キーワード分析ができる
2.Webサイト改善のための分析が容易にできる
3.Search Consoleのデータのバックアップがとれる

1.検索流入キーワード分析ができる

Search ConsoleとGoogle Analyticsを連携・同期させる事で得られる最大のメリットは、検索流入キーワード(検索クエリ)の詳細分析ができるということです。

Google・YahooがWebのSSL化(https)したことにより、Google Analyticsのアクセス解析において検索流入キーワードを取得することができなくなりました。
Google Anallyticsでは、「(not provided)」と表示されてしまいます。

しかし、Search Consoleで、検索クエリ(ユーザーが検索するときに打ち込んだ言葉やフレーズのこと)を把握することができるため、Google Analyticsのデータを統合・連携して、Google Analyticsの分析画面で、検索クエリを閲覧することができます。

なお、SSL化とは、簡単に説明すると、データを暗号化してセキュリティを守るということです。
SSL化については、こちらの記事もご覧ください。

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2.Webサイト改善のための分析が容易にできる

Search ConsoleとGoogle Analyticsを連携することで、Google Analyticsの画面で、Search Consoleで測定した検索アナリティクスのデータとGoogleアナリティクスの指標が同時に表示されます。
下図の左半分がSearch Console (SC) の検索アナリティクスからのデータで、右半分がGoogleアナリティクス (GA) からのデータです。

Search consoleとGoogle Anaylitcsの連携画面

このように同時に表示されるため、Search ConsoleとGoogle Analyticsを別々の画面で表示させて分析するよりも簡単にWebサイトを分析することができます。
具体的な分析方法については、こちらのページをご参照ください。

【2017年最新版】Search ConsoleとGoogle Analyticsを連携する方法
GoogleのSearch ConsoleとGoogle Analyticsを連携・同期させることで、Google Analyticsの...

3.Search Consoleのデータのバックアップがとれる

Search Consoleのデータは3ヶ月までしか保持されません。

しかし、Google Analytcsには、定期的に特定のメールアドレスに、サーチコンソールのデータを自動送信できるという機能があります。
下図では毎月1日にPDFファイルで配信する設定となっています。これは、Search Consoleではできないことです。
このように定期的にメール送信しておけば、Search Consoleのデータのバックアップ化が可能です。

Google Analyticsの結果をメール送付する

まとめ

Search Consoleを活用すれば、表示回数や掲載順位は高いのにクリック数が低いからタイトルやディスクリプションに問題があるのかも…? と仮説を立てたり、意外なキーワードで上位に表示されているのを見つけて新規コンテンツ案に取り入れてみたり、さまざまな施策・改善案を打ち出すことができるようになります。

Webサイトは公開して終わりではないんです。むしろ公開してから始まると言っても過言ではありません。
Search ConsoleとGoogle Anyliticsを活用して、Webサイトの改善やブログの改善を通じ、ご自身のパーソナルブランディングにお役立てください。

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